流鉄　元西武電車の系譜

流鉄（旧総武流山電鉄）に西武新101系が入線し、三代目「流馬」として2010年（平成22年）1月20日より営業運運転を開始、同時に流鉄全列車が２連・ワンマン運転化された。この機会に流鉄を彩ってきた元西武鉄道の愛称名付き車両（初代「流星」から三代目「流馬」まで）の移り変わりを簡単にまとめてみることにした。

		旧西武新101系、流鉄三代目「流馬」 （2010-1　幸谷)

• 1994年（平成6年）8月以前の総武流山電鉄
  
  総武流山電鉄（現流鉄）では1979年（昭和54年）に西武鉄道より大形２０メートル車の501系を譲り受け、初めて「流星」という愛称を命名した。「流星」は従来の総武流山電鉄の車両と同じオレンジ色に白帯の塗装とされたが、以後入線する元西武車両は編成ごとに異なる塗装と愛称名にされた。元西武501系は３連４本が導入され、さらに元551系のクモハ551形と、同形の制御車クハ1651形（元601系）が２連を組み２本導入され従来車は一掃された。これら元西武車両はいずれも旧性能のつりかけ駆動車であるが、特に元501系は西武鉄道の戦後昭和史を代表する、後の西武車両の基礎ともなった車両であり、総武流山電鉄には現在に至るまで西武鉄道の主要形式が続々と入線し西武の車両史を凝縮したような光景となっている。
  
  ※便宜上、以下社名は「流鉄」と表記。また初代「なの花」「あかぎ」の旧西武形式も「551系」と表記する。
  　

  初代「流星」		初代「流馬」		「銀河」
  初代「若葉」		初代「なの花」		「あかぎ」

  1994年8月1日時点の車両陣容

  愛称	旧西武形式	流鉄入線	編成両数	流鉄車号
  流星（初代）	501系	1979年	３連	クモハ1201-サハ61-クモハ1202
  流馬（初代）	501系	1979年	３連	クモハ1203-サハ62-クモハ1205
  銀河	501系	1980年	３連	クモハ1206-サハ63-クモハ1207
  若葉（初代）	501系	1981年	３連	クモハ1208-サハ65-クモハ1209
  なの花（初代）	551系	1984年	２連	クモハ1210-クハ81
  あかぎ	551系	1987年	２連	クハ71-クモハ1301

  ※車号の末尾4は欠番となっている。
  ※「なの花」は1992年1月から1994年6月まで広告電車化され愛称名も「コマツ」となっていた。
  ※「あかぎ」の愛称名は沿線の赤城神社に由来。
  
  
  

• 「青空」登場−1994年（平成6年）8月

  流鉄初の高性能（カルダン駆動）・冷房車として元西武801系が1994年8月7日（日曜日）に流山に搬入された。西武801系は元はTc-M1-M2-Tcの４連であるが中間M車にTc車の運転台を接合し２連に改造され、流鉄での形式は2000系とされた。入線４日後の8月11日には早くも営業運転を開始し、愛称は「青空」と命名された。この「青空」の入線による代替廃車はなく全体で１編成増となった。

  1994年8月-1995年12月

  愛称	旧西武形式	流鉄入線	編成両数	流鉄車号
  流星（初代）	501系	1979年	３連	クモハ1201-サハ61-クモハ1202
  流馬（初代）	501系	1979年	３連	クモハ1203-サハ62-クモハ1205
  銀河	501系	1980年	３連	クモハ1206-サハ63-クモハ1207
  若葉（初代）	501系	1981年	３連	クモハ1208-サハ65-クモハ1209
  なの花（初代）	551系	1984年	２連	クモハ1210-クハ81
  あかぎ	551系	1987年	２連	クハ71-クモハ1301
  青空	801系	1994年	２連	クモハ2001-クモハ2002

  初の高性能・冷房車として登場した「青空」 （1994-8-14　流山）		「なの花」に牽引され回送される「青空」 （1994-8-7　馬橋)

  ※新規入線車は馬橋まではＪＲ線内を甲種回送されるが馬橋→流山間は定期営業運転列車が牽引する。その際回送車両へのブレーキ制御ができないため速度を抑えての運転となり、流山には数分遅れで到着。折り返しに余裕がないため次の列車は休んでいる他の車両が代走を勤める。

  
  

• 「明星」登場−1995年（平成7年）12月
  
  「青空」登場の翌年、1995年12月に２本目となる高性能車が元西武701系を３連化改造し入線、「明星」と命名された。この「明星」の入線に先立ち「銀河」が廃車・解体され初の消滅愛称となった（流山の構内が狭く留置場所が限られているため代替車両の入線前に置換車両が解体されるのが通例となっている）。
  　

  1995年12月-1997年3月

  愛称	旧西武形式	流鉄入線	編成両数	流鉄車号
  流星（初代）	501系	1979年	３連	クモハ1201-サハ61-クモハ1202
  流馬（初代）	501系	1979年	３連	クモハ1203-サハ62-クモハ1205
  若葉（初代）	501系	1981年	３連	クモハ1208-サハ65-クモハ1209
  なの花（初代）	551系	1984年	２連	クモハ1210-クハ81
  あかぎ	551系	1987年	２連	クハ71-クモハ1301
  青空	801系	1994年	２連	クモハ2001-クモハ2002
  明星	701系	1995年	３連	クハ21-モハ2101-クモハ2003

  元西武701系「明星」 （1996-8-13　平和台）		流山への回送待ちの「明星」。３連車の場合、Tc車と M＋Mc車の２回に分けて回送される。 （1995-12-17　馬橋)

  
  

• 二代目「なの花」登場−1997年（平成9年）3月
  
  1997年3月9日、元西武701系が今度は２連に改造され入線した。愛称名は二代目の「なの花」を名乗ることになり、初代「なの花」（元西武551系）はこれに先立ち廃車された。これ以降、愛称名は従来車のものを継承するようになった。
  　

  1997年3月-1997年10月

  愛称	旧西武形式	流鉄入線	編成両数	流鉄車号
  流星（初代）	501系	1979年	３連	クモハ1201-サハ61-クモハ1202
  流馬（初代）	501系	1979年	３連	クモハ1203-サハ62-クモハ1205
  若葉（初代）	501系	1981年	３連	クモハ1208-サハ65-クモハ1209
  あかぎ	551系	1987年	２連	クハ71-クモハ1301
  青空	801系	1994年	２連	クモハ2001-クモハ2002
  明星	701系	1995年	３連	クハ21-モハ2101-クモハ2003
  なの花（二代目）	701系	1997年	２連	クモハ2005-クモハ2006

  元西武701系が二代目「なの花」として登場 （1997-7-19　幸谷−小金城趾間）		二代目「なの花」の甲種回送 （1997-3-9　馬橋)

  
  

• 二代目「流馬」登場−1997年（平成9年）10月
  
  二代目「なの花」登場の約半年後、今度は元西武801系が３連化され二代目「流馬」として登場した。これにより元西武701系と801系がちょうど２本ずつ、かつ３連・２連が各１本ずつという格好になった。
  　

  1997年10月-1999年3月

  愛称	旧西武形式	流鉄入線	編成両数	流鉄車号
  流星（初代）	501系	1979年	３連	クモハ1201-サハ61-クモハ1202
  若葉（初代）	501系	1981年	３連	クモハ1208-サハ65-クモハ1209
  あかぎ	551系	1987年	２連	クハ71-クモハ1301
  青空	801系	1994年	２連	クモハ2001-クモハ2002
  明星	701系	1995年	３連	クハ21-モハ2101-クモハ2003
  なの花（二代目）	701系	1997年	２連	クモハ2005-クモハ2006
  流馬（二代目）	801系	1997年	３連	クハ22-モハ2102-クモハ2004

  ※これまで末尾4を欠番としていたが二代目「流馬」で付番。

  元西武801系、二代目「流馬」 （2007-8-16　鰭ヶ崎−平和台間）		二代目「流馬」の甲種回送 （1997-10-5　馬橋)

  
  　

• 二代目「流星」登場−1999年（平成11年）3月
  
  元西武101系が初めて流鉄入りし、二代目「流星」として３連で登場した。外観はこれまでの元801系と似ているもののの性能面の違いから形式は3000系とされた。これにより元西武501系は「若葉」１本のみとなり、旧性能車も３連・２連各１本となった。
  　

  1999年3月-1999年7月

  愛称	旧西武形式	流鉄入線	編成両数	流鉄車号
  若葉（初代）	501系	1981年	３連	クモハ1208-サハ65-クモハ1209
  あかぎ	551系	1987年	２連	クハ71-クモハ1301
  青空	801系	1994年	２連	クモハ2001-クモハ2002
  明星	701系	1995年	３連	クハ21-モハ2101-クモハ2003
  なの花（二代目）	701系	1997年	２連	クモハ2005-クモハ2006
  流馬（二代目）	801系	1997年	３連	クハ22-モハ2102-クモハ2004
  流星（二代目）	101系	1999年	３連	クハ31-モハ3101-クモハ3001

  元西武101系、二代目「流星」 （2005-2-26　流山）		二代目「流星」の甲種回送 （1999-3-21　馬橋)

  
  
  

• 二代目「若葉」登場−1999年（平成11年）7月
  
  二代目「流星」登場からほどなくして２本目となる元西武101系が二代目「若葉」として３連で登場した。これにより元西武501系は姿を消し、３連車は全て高性能・冷房車に統一された。旧性能車は「あかぎ」１本のみとなってしまったがこれ以降新規入線車両はしばらく（約１０年間）なく、車両置換えも一段落した形となった。
  　

  1999年7月-2001年5月

  愛称	旧西武形式	流鉄入線	編成両数	流鉄車号
  あかぎ	551系	1987年	２連	クハ71-クモハ1301
  青空	801系	1994年	２連	クモハ2001-クモハ2002
  明星	701系	1995年	３連	クハ21-モハ2101-クモハ2003
  なの花（二代目）	701系	1997年	２連	クモハ2005-クモハ2006
  流馬（二代目）	801系	1997年	３連	クハ22-モハ2102-クモハ2004
  流星（二代目）	101系	1999年	３連	クハ31-モハ3101-クモハ3001
  若葉（二代目）	101系	1999年	３連	クハ32-モハ3102-クモハ3002

  元西武101系、二代目「若葉」 （2004-8-11　鰭ヶ崎−平和台間）		二代目「若葉」の甲種回送 （1999-7-25　馬橋)

  
  

• 「あかぎ」引退−2001年（平成13年）5月
  
  最後の旧性能車「あかぎ」（元西武551系）が2001年5月で廃車となり、流鉄の車両は全て高性能・冷房車となった。この「あかぎ」廃車による代替車両の入線はなく、３連４本、２連２本という1994年の「青空」登場前と同じ陣容となった。なお1990年代半ばより３連車は平日朝の運用が中心とされ他の時間帯は２連での運転がほとんどとなり、走っているのはいつも同じ顔ぶれという印象になってしまった。２連車の稼働率が高い反面、３連車は持て余し気味で稼働率のアンバランスも気になるところであった。
  　

  2001年5月-2007年11月

  愛称	旧西武形式	流鉄入線	編成両数	流鉄車号
  青空	801系	1994年	２連	クモハ2001-クモハ2002
  明星	701系	1995年	３連	クハ21-モハ2101-クモハ2003
  なの花（二代目）	701系	1997年	２連	クモハ2005-クモハ2006
  流馬（二代目）	801系	1997年	３連	クハ22-モハ2102-クモハ2004
  流星（二代目）	101系	1999年	３連	クハ31-モハ3101-クモハ3001
  若葉（二代目）	101系	1999年	３連	クハ32-モハ3102-クモハ3002

  		最後の旧性能車となった「あかぎ」 （2001-3　幸谷−小金城趾間）

  
  

• 二代目「流馬」引退−2007年（平成19年）11月
  
  高性能車に統一後しばらく動きのなかった流鉄の車両陣であったが、2007年11月に二代目「流馬」が唐突ともいう感じで引退・廃車となってしまった（11月18日で運転終了）。代替車両の入線もなく引退の理由も判然としなかったが、2005年8月のつくばエクスプレス開業の影響を受け過剰資産となってしまった車両の整理を図ったのかもしれなかった。
  　

  2007年11月-2009年4月

  愛称	旧西武形式	流鉄入線	編成両数	流鉄車号
  青空	801系	1994年	２連	クモハ2001-クモハ2002
  明星	701系	1995年	３連	クハ21-モハ2101-クモハ2003
  なの花（二代目）	701系	1997年	２連	クモハ2005-クモハ2006
  流星（二代目）	101系	1999年	３連	クハ31-モハ3101-クモハ3001
  若葉（二代目）	101系	1999年	３連	クハ32-モハ3102-クモハ3002

  「若葉」と並び、引退記念マークを付けた「流馬」 （2007-11-4　流山車庫一般公開時）

  なお2008年（平成20年）8月1日より「総武流山電鉄」の社名が「流鉄」に、路線名が「流山線」に改称された。

  ※上写真は社名変更前だが引退記念マークには「流鉄」と書かれていた。またこの並びを見て「山手線と京浜東北線みたい」という声も聞かれた。
  
  

• 「明星」引退−2009年（平成21年）4月
  
  2009年4月29日をもって今度は「明星」が引退することとなった。これにより元西武701系・801系は２連車のみとなってしまった。「明星」引退を前に代替車両の入線が予告され青色の西武新101系と思われる絵が各駅に掲示されたが、一時的とはいえ３連・２連各２本ずつという最小限の車両陣容ともなった。
  　

  2009年4月-2010年1月

  愛称	旧西武形式	流鉄入線	編成両数	流鉄車号
  青空	801系	1994年	２連	クモハ2001-クモハ2002
  なの花（二代目）	701系	1997年	２連	クモハ2005-クモハ2006
  流星（二代目）	101系	1999年	３連	クハ31-モハ3101-クモハ3001
  若葉（二代目）	101系	1999年	３連	クハ32-モハ3102-クモハ3002

  引退記念マークを付けた「明星」 （2009-4-12　流山）

  
  
  

• 三代目「流馬」登場−2010年（平成22年）1月
  
  「明星」引退後の2009年6月22日に予告通り青色の西武新101系が２連で流山に搬入された。しかし運用開始は７ヶ月も先となり、「青空」が入線のわずか４日後に営業運転入りした時とは大きく異なることになった。またこの6月22日より平日朝の３連が１運用のみとなった。年が明けた後、2010年1月20日（水曜日）にようやく旧西武新101系は営業運転を開始し、愛称名は予想通り三代目の「流馬」とされ形式は5000系とされた。その直後の1月23日（土曜日）にダイヤ改正が行われ、これまで土曜日も平日ダイヤとされていたものが他社のように土休日ダイヤが導入された。さらに平日朝も含め全列車が２連・ワンマン化され、３連車の「流星」「若葉」はひとまず休車となったようである。
  　

  2010年1月20日現在

  愛称	旧西武形式	流鉄入線	編成両数	流鉄車号
  青空	801系	1994年	２連	クモハ2001-クモハ2002
  なの花（二代目）	701系	1997年	２連	クモハ2005-クモハ2006
  流星（二代目）	101系	1999年	３連	クハ31-モハ3101-クモハ3001
  若葉（二代目）	101系	1999年	３連	クハ32-モハ3102-クモハ3002
  流馬（三代目）	新101系	2009年	２連	クモハ5101-クモハ5001

  		2010年、三代目「流馬」デビュー （2010-1　流山）

  全列車２連化により実質稼動するのは３本（２本使用・１本予備）のみとなった流鉄であるがぎりぎりの数でもあり、今後はおそらく３連車を全車廃車し代替として西武新101系を２連でもう１本導入（三代目「流星」となるか？）するのではと思われる。流鉄を取り巻く状況も厳しいようであるがこの小さな鉄道がいつまでも元気に走り続けてほしいと思う 。

• [追記1] 二代目「流星」引退と三代目「流星」？登場−2010年（平成22年）8〜9月
  
  先の2010年1月改正以降通常は全列車ワンマン・２連での運転となった流鉄だが、３連のまま残った「流星」「若葉」は予備車として時折走るのみとなっていた。しかし8月29日（日曜日）限りで二代目「流星」は引退となった。代替として予想通り２本目となる西武新101系（２連）がオレンジ色の姿で9月27日（月）に流山に搬入された。営業開始時期は未定のようだがおそらく三代目「流星」を襲名するものと思われる。

  		解体待ちの二代目「流星」と整備中の三代目「流星」？ （2010-10　流山）
  		最後の３連・非ワンマン車となった「若葉」と三代目「流馬」 （2010-11-7　流山車庫一般公開時）

• [追記2] 三代目「流星」登場と二代目「若葉」引退−2011年（平成23年）3月〜5月
  
  ２本目の旧西武新101系はやはり三代目となる「流星」を襲名し、2011年3月11日（金）より営業運転を開始した（だがまさにその当日、予想もしなかった大震災が発生したが無事に走り続けている）。一方、最後の３連車の二代目「若葉」は5月15日（日）限りで引退することになった。これにより流鉄の車両は全て２連・ワンマン車となる。
  　

  2011年5月以降

  愛称	旧西武形式	流鉄入線	編成両数	流鉄車号
  青空	801系	1994年	２連	クモハ2001-クモハ2002
  なの花（二代目）	701系	1997年	２連	クモハ2005-クモハ2006
  流馬（三代目）	新101系	2009年	２連	クモハ5101-クモハ5001
  流星（三代目）	新101系	2010年	２連	クモハ5102-クモハ5002

  		三代目「流星」 （2011-5　小金城趾）

• [追記3] 二代目「あかぎ」登場と「青空」引退−2011年（平成23年）10月〜2012年7月
  
  2011年10月17日（月）、３本目の旧西武新101系が赤色に塗られ流鉄に入線。翌2012年3月14日（水）より二代目「あかぎ」を襲名し営業運転を開始した。そして流鉄初の高性能・冷房車であった「青空」が18年間の活躍を終え2012年7月15日（日）限りで引退した。

  2012年7月以降

  愛称	旧西武形式	流鉄入線	編成両数	流鉄車号
  なの花（二代目）	701系	1997年	２連	クモハ2005-クモハ2006
  流馬（三代目）	新101系	2009年	２連	クモハ5101-クモハ5001
  流星（三代目）	新101系	2010年	２連	クモハ5102-クモハ5002
  あかぎ（二代目）	新101系	2011年	２連	クモハ5103-クモハ5003

• [追記4] 三代目「若葉」登場−2012年（平成24年）9月〜12月
  
  2012年9月10日（月）、４本目の旧西武新101系が流鉄に入線し現在整備中となっている。黄緑色に塗られていることから三代目「若葉」になるものと思われる。また二代目「なの花」は検査期限が平成25年6月となっていることからその時期をもって再度の車両置換えが完了することであろう。
  
  　

  		（左から）二代目「あかぎ」「なの花」と三代目「若葉」 （2012-11-4　流山車庫公開時）